悩みの種

人生の悩みとその解決法を共有する

火に油を注がないための謝罪術~怒られても焦らない方法

仕事やアルバイトなどで上司やお客様に謝罪する場面は必ずあります。

その時に謝罪の方法でその後の相手の態度は大きく変わります

お客様からのクレームの時にめんどくさくなり「すみません、すみません」と流していたら余計に機嫌をそこねたことがあります(笑)。

謝罪の対応を間違うとさらにめんどくさくなることを改めて実感しました。

そこで謝罪の方法を調べて実践し、良かったものを共有したいと思います。

 

 

謝罪は形式を覚えると焦らない

謝罪の方法は予め自分ルールを作っておくことをオススメします。

謝罪するタイミングは基本的にプレッシャーや焦りの感情がわいてくるものです。

その時にルールを作っておくとその順番に謝罪すればよいため、焦らず対処できます。

プレッシャーや焦りは判断能力を低下させるため、手順を決めておかないとさらに事態を悪化させてしまうことにもつながります。

むしろ自分で謝罪ルールを作っておくと謝罪が嫌なものではなります。

謝罪の場が決めた対処法の効果を確認するよい機会になるからです。

 

ここからは謝罪の方法を紹介していきます。

自分で手順を考えるのが面倒な方はとりあえずこの順番で対処してみてください。

 

相手の言い分を聞く

最初の段階は相手の言い分を聞くことです。

この段階ではまだ謝らないで話を聞きましょう。話を聞く前に謝ってしまうと、何に対しての謝罪か曖昧になってしまいます。

人は自分の扱いが雑であることに怒りを覚えます。そのため話を丁寧に聞くだけでも相手の怒りを鎮めることができます。

聞くときのポイントとしては、相手の話の内容を短く要約することです。

そうすることで聞いている姿勢をみせ、理解の不一致を防ぐことができます。

 

事実確認をする

聞いた内容が正確か事実確認をしていきます。

相手の言い分が事実に基づいて発言しているかを確認します。

案内不足や手順の間違い、相手の勘違いなどなにが原因でこのような事態になっているか確認しましょう。

客同士のトラブルなどでは特にこのステップが重要になってきます。

 

謝罪する

事実確認が済み、こちらに非があれば謝罪をしていきます。

ミスが起きた原因を相手に伝えることも必要です。

原因を知りたい人は多く、謝罪の前に事実確認を行っていないと答えられません。

そうすると火に油を注ぐことにつながります。

また、謝罪するときは相手が想像する3割増しで謝ります。

想像を超える謝罪をされると「そんなに怒ってないよ」という気持ちになるものです。

全てがそうなるわけではありませんが、誠意を見せる意味でも3割増しでの謝罪がオススメです。

 

相手の感情を言葉にする

謝罪の際に同時に行って欲しいのが、相手の感情を言葉にすることです。

感情に理解を示すことで、相手を雑に扱っていないアピールになります。

「期待を裏切ってしまい…」「お知らせが遅れ不安にさせてしまったと思います。」など相手が感じている感情を言語化します。

なるべく具体的に感情を表現することがポイントです。

怒りをあらわにしている相手には特に有効です。

感情を言葉にすることで、一歩引いた視点を相手に与えることができます。

気持ちとの距離を感じると冷静になれるため、感情的な相手にはオススメです。

 

対処法を伝える

最後に対処法や再発防止策を伝えます。

謝って終わりでは誠意が伝わりません

すぐに伝えることができない場合も多々ありますが、このステップをしないと信頼を失い続けることになります。

謝罪を行動で表すフェーズで、言葉だけの謝罪にしないことを伝えます。

 

 

これらのステップを頭にいれておくだけでも焦らず丁寧な対応ができます。

私自身怒られると焦ってしまい、何から手を付けていいかわからなくなります。

ただ手順を決めてからは冷静に対応できるようになりました。

あくまで雛形なので、皆さんで適宜カスタマイズしてみてください!

 

(番外編)アルバイトで使える謝罪術

番外編としてアルバイトだけが使える裏技をご紹介します。

推奨されるものではないですが、私は時々使ってました(笑)。

その方法は客の味方をすることです。

客に文句を言われて「アルバイトに言われても...」となることは多いのではないでしょうか?

その時は「私もそう思ってたんですよ!」「その気持ちすごくわかります!」など、全力で客の意見を肯定します。

お店を仮想の敵に仕立て上げることで、怒りの矛先を逸らすことができます。

もちろんその場しのぎの方法なので使用はほどほどに!

 

 

以上最後までお読みいただきありがとうございました!

 

他人と比べて落ち込む~比較をやめて自分を受け入れる方法

他人と自分を比べて落ち込むことはありませんか?

人と比べるのをやめたいと思っている人に向けて、比較癖の治し方をご紹介します。

私自身も人と比べてしまう癖があり悩んでいました。

そんな同じ悩みを抱えている方のために、他人と比べることをやめるために実践している方法を共有しようと思います。

 

比較癖の原因を知りたい方はコチラの記事も参考にしてみてください。

 

metamorphosi.hatenablog.com

 

 

SNSをアンインストール

手軽で効果的なのがSNSを削除することです。

SNSは他人と自分を比べる元凶ともいえる存在です。そのためまずはこれらを削除することが第一ステップとなります。

一定期間決めてその間はSNSを削除するのがオススメです。一生SNSをやらないと考えるとハードルが高くなるため、一定期間だけ決めて行います。

無駄に落ち込まなくなったり、人が何をしているのか気にならなくなったりと効果を実感できるはずです。

 

自分を受け入れる

2つ目は抽象度の高い方法になりますが、自分を受けいれることです。

自分を受け入れることで、他人と自分を比べて落ち込むことが少なくなります。

比較癖がある人は、変えられないものまで他人と比べて自己否定することがあります。

生まれや育った環境、才能などの変えられないものを受け入れて、自分の力で変えていけるものに意識を向ける練習が効果的です。

自分を受け入れられないと「あの人は才能がある」「自分にはどうせ無理」と自己否定して、やらない理由を探してしまいます。

「他人と自分を比べて、言い訳をしていないか?自分ならどうしたら上手くいくか?」問いかけてみましょう。

 

価値観を明確にする

価値観を明確にすることで自分の人生を歩むことができます。

週に一度自分の大切にしたい価値観は何か明確にしましょう。そしてどんな行動を増やしたいか書いて、実践していきます。

価値観は目標ではありません。目標は達成したら終わりであるのに対して、価値観は行動の方向性であるため終わりがありません。

「マイホームが欲しい」は目標ですが、「家族に安心を与えたい」は価値観になります。

価値観に善し悪しはありません。明確にしてそれに沿った行動を増やしていきます。

そうすることで判断基準が他人より優れているかではなく、自分の価値観に従っているかに変わっていきます。

人生に価値を見出せるようになるため、自分で自分の人生を肯定できるようになります。

 

 

 

以上が比較癖を治す方法でした。

時間はかかりますが、比較癖を克服して自分らしい人生を歩んでいけるようになります。

焦らずコツコツ頑張ってください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

他人と比べるとなぜ不幸になるのか?比較の悪影響

他人と比べて生きる人生は不幸への第一歩です。

皆さんはどのくらい他人と自分を比べていますか?

なぜ他人と自分を比べると不幸になってしまうのでしょうか。そもそも他人と比べることが不幸なら、なぜそのような機能が備わっているのでしょうか。

他人との比較がやめられない理由とその悪影響を紹介していこうと思います。

人はなぜ比較がやめられないのか

他人と自分を比べることがやめられないのは、比較が自分の身を守るのに必要だったからです。

人は社会的な動物です。そのため自分がどのような立場にいるのかを知ることが非常に重要になってきます。

昔は集団で狩りなどの行動をしていました。その集団で役に立たなければ追い出されることになります。また人同士での殺し合いも日常であったため、他人からどう見られているか気にする必要もありました。

今は一人でも生きていけますが昔はそうではなかったのです。常に他人と自分を比べて他の人よりも集団に貢献できているか、自分の立場は安全か、警戒する機能が備わっているのです。

グループ内で自分より下をみて安心することがあるのではないでしょうか?

比較がやめられないのは、それが昔ながらに人に備わっている機能だからなのです。

比較による気分の落ち込み

比べることがもたらす悪影響の一つが気分が落ち込むことです。メンタルの悪化を助長しています。

SNSが普及した現代では比較対象となる相手が膨大です。

SNSの投稿は人生の良い部分を切り抜き、加工してみせています。それを暇なときに見て自分と比べると、自分の人生がつまらなく感じてしまいます。

皆が楽しそうにしている投稿を暇なときに見れば、気分が落ち込み、劣等感を感じるのは当たり前です。

SNS×他人との比較が悪影響を加速させます。

言い訳の常態化

自分よりも優れた人の成功を簡単に見ることができます。その人の苦労した部分は見えないことが多いです。

これは言い訳をするにはもってこいな状況です。

挑戦して上手くいかないことがあれば、できる人と比べて言い訳をし始めます。

「あの人は才能があった」「あの人は環境に恵まれていた」などの言い訳が襲い掛かってきます。

優秀な人とできない自分を簡単に比べられる現代は、モチベーションの維持が難しくなっているのかもしれません。

比べられる物ばかり求める

比較が癖になっている人は目に見えるものを求める傾向にあります。

人生は比べられるものばかりではありません。しかし、比較癖がある人は比べられるものでないと安心できないのです。

そのため年収、住んでいる場所、身に着ける物、外見などのような分かりやすものを求め、それらが他の人より優れていることに安心を感じます

恋人に年収や身長、容姿の良さを過度に求める人は比較癖の影響かもしれません。

自分らしい人生は善し悪しがなく他人との比較ができません。

つまり比べられるものばかり求めることは、自分らしい人生を遠ざけてしまうことにもつながります。

 

 

以上が人と比べることがやめられない理由と悪影響です。

人生の幸福に直結することであるように感じます。

比較の影響を言語化することで客観的な視点が得られ、比較癖を抜けるきっかけになればと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

悩み事は声に出せば解決する

悩んだときは声に出すと悩みが明確になる。

悩んでるとき特有の頭の中がごちゃ混ぜになる感覚が軽減される。

問題が起きた時も頭の中で考えるよりも声に出すことで思考が整理できる。

そうすることで次にどんな行動をとるべきかわかり、悩む時間が少なくなる。

 

これはおそらく悩みを一歩引いた客観的な視点で見れるためだろう。

また言語化する際に、無意識に問題を分析して明確化するため対処しやすくなる。

 

馬鹿みたいな方法だがとても効果を実感できたので、ぜひ試してみてほしい。

不安に振り回されないための対処法

私はよく不安にさいなまれていた。「将来自分はどうなるんだろう」「どうせやってもうまくいかないのではないか」「明日のプレゼンで失敗するかもしれない」など不安が尽きない。またこれが頭から離れないのだ。そのため不安を減らすため書籍やネットに書いてある方法をいくつも試した。そのうち私は不安をうまく乗りこなせるようになり、不安に支配されることが少なくなった。今回はその中で効果を実感できた不安の対処法を紹介する。

 

不安は悪なのか?

不安はどのような役割があるのか。将来お金に困らないために貯金をする。病気になりたくないから健康に気を使う。つまり不安があるおかげで前もって準備することができる。不安を感じるということはそれが重要であるサインであり、そこへ注意を向けさせる。上手く使いこなせれば将来をよりよくできるが、不安に飲み込まれてしまうと目も当てられない状態になる。お酒と同じで適量であれば良いものだが、行き過ぎると害をもたらしてしまう。不安を感じた際にどんな行動をとるかで良くも悪くもなるのだ。

囚われると起こること

ここでいう囚われている状態とは不安に行動を支配されている状態のことを指している。人に腹を立ててもいきなり殴りかかったりはしないだろう。つまり感情ではなく理性的に行動は選択できるが、それができない状態が囚われている状態である。そのときどんなことが起こるのだろうか。

正しい判断ができなくなる

感情に任せた判断が良い結果を招くことはほぼないだろう。これは不安に囚われた時も同じである。今の感情が判断の軸になってしまい、本来望んでいる目標などを見失ってしまうからだ。また不安の際は認識の歪みが多々起こる。仕事に対して過度に不安があれば、上司から注意されただけで辞めさせられるのではと思ったり、相手が好意を持っているにもかかわらず自分を嫌っているように考えてしまうなど正常な認識ができない。

認識が間違っていては正しい判断をすることは不可能である。また考えが両極端になることが多く、他の選択肢が浮かんでこない。そのため不安にとらわれると正しい判断ができなくなってしまい、状況をさらに悪化させる行動をとることも少なくない。

現実逃避

不快感を感じるとそれを避けたくなることは誰にでもあるだろう。部屋の片づけやプレゼンの準備などをするとき、つい他のことをしてしまうことはないだろうか。これらは不快感から逃避するための行動である。何かをするときには大なり小なり不快感を伴うことが多い。特に自分にとって重要であるほどそれは大きい。一時的に不快感を軽減させることは良い気分転換になるが、その状態が続くと現実逃避になってしまう。

現実逃避が良くない理由は大きく2つある。一つは不快感から逃れようとするときにとる行動が、自己破滅的であることが多い点だ。お酒を大量に飲んで忘れようとしたり、買い物やギャンブルで気を紛らわすなどさらに悪い状況に陥ってしまう。

もう一つは不快感からは逃れられない点だ。気を紛らわすことは確かに一時的には効果があるかもしれないが、永遠ではない。時間がたてばまた不安は現れてくる。堂々巡りでありお金や時間、気力を消費させるだけで現状が変わることはない。これらが現実逃避の恐ろしい点である。

 

不安からの脱却

ここからは不安にとらわれた時にどんな行動をすればよいか紹介する。完全に不安が消えるわけではないが、自己破滅的な行動を減少させることは可能である。私も不安が頭から離れないときはこの行動をとるようにしている。

自然に触れる

お手軽で効果的なのが自然に触れることである。自然はストレスを軽減してくれる効果があり、不安な状態の私たちに冷静さを与えてくれる。不安にとらわれていると視野が狭くなってしまうが、それを防いでくれる。YouTubeで自然の映像を見るだけでも効果がある。木や川など自然が多くある場所を散歩するとなおよい。またこの時はスマホなどの電子機器を持たず自然を満喫するとさらに効果的である。

準備する

不安を感じたら準備をすることで、不安がやるべきことに変わる。不安は未来への悪い予測であるため、それが起こらないための対策を立てることで軽減される。対策を立てたら実際に行動に移していく。来週のプレゼンが不安であれば先輩に練習を見てもらったり、デートで嫌われたくなければ清潔感を磨いたりなどの行動が考えられる。

もちろん対策してもうまくいく保証はないが、何もせず不安にとらわれ続けるよりは100倍充実した生活を送ることができる。準備をすることは楽しいことではないが、不安な状況であっても私たちに充実を与えてくれる行動なのだ。

不安に強くなるために

そもそも不安に強ければこんなことで悩まないのに、と思ったのではないだろうか。そこでこの先からは不安に強くなる方法を見ていく。その過程で不安を経験することがあるだろうが、その時は先述した内容に立ち返ることも必要である。

旅行する

旅行は予測できない問題が起こりやすい。怪我をしたり、急に天候が変わり目的地に行けないなど様々なことが起こる。その時には応急処置をしたり、目的地を柔軟に変更するなど対処が必要になる。予想だにしていない問題に対処する経験は、不安へ耐性を強化してくれる。この不確実なことにも自分ならどうにかできるという感覚は、不安を感じても行動を継続する力を高めてくれる。

特にオススメなのは海外など言語や文化の異なる国に一人で行くことだ。最初は近場での旅行も良いが必ず一人で行くことが大切だ。頼る人がいない状況は心細く感じるかもしれないが、その経験こそが不安に対する耐性を養ってくれる。

新しいことをする

もう一つは何か新しいことに挑戦することだ。今までに一回もやったことがないものを始めてみる。新しいバイトや仕事の時に不安を感じたことはないだろうか。新しいことと言うのはそれだけで不安の対象になるのだ。そのため新しいことに挑戦することで不安に強くなる。内容はダンスや英会話、ボルダリングなどなんでも良い。ただ始めるときに少しハードルが高く感じる物であるほうが好ましい。

あなたが最後に新しいことに挑戦したのはいつだろうか?

今回は不安への対処法を紹介した。どう反応するかで結果は天と地ほど変わってくる。不安から逃げるのか受け入れるのか。向き合うとき不快感を感じるかもしれないが、それはあなたをよりよくするきっかけである。そう考えれば不快感も受け入れることができるだろう。

なぜあなたは時間貧乏なのか

あなたの一日は何時間だろうか?

もちろん一日は24時間であるが、人によってこの時間の感じ方はバラバラである。仕事に追われてバタバタとした一日を過ごす人もいれば、自分の趣味や勉強の時間を確保できる人もいる。この時間的に裕福な人とそうでない人の違いは何なのだろうか。また自分の時間をどうしたら増やせるのだろうか。今回は時間を増やす方法をご紹介していく。

 

なぜ時間が足らないのか

時間は物理的には変えることができないが、感じ方は変えることができる。つまり時間をどのように使うのかによって、時間を増やすこともできれば減らしてしまうこともある。ここからは時間を減らしてしまう行動を紹介していく。これをしてしまうと時間が足りない感覚ばかりが増えてしまうため注意が必要である。

優先順位がない

人に与えられた時間は有限である。そのためこの時間をどこに使うのかはよく考える必要がある。時間はお金と一緒でどこにどれだけ使用するかで得られるものが変わってくる。無駄遣いばかりしていると本当に欲しいものが買えなくなってしまう。そのため優先順位をつけておかないと後々後悔することになる。

また時間はお金と違い、貯金ができない。何もしなくても残された時間は刻一刻と減っていってしまう。仕事でも勉強でもすべての物事に手を付けていてはいくら時間があっても足りない。そこで優先順位をつけることで、時間の浪費を防ぐことができる。

優先順位をつける際は、その物事が自分にとってどのくらい重要かを考えるとわかりやすい。この時に緊急性に惑わされないことが大切である。期限が差し迫ったものは実際は重要でないのに、重要であるように見えてしまう。緊急度ではなく重要度で優先順位をつけることが大切である。

マルチタスク

今目の前のことに集中できているだろうか?何か作業をしているときに他の事を考えている状態は好ましくない。作業をしながら別の作業もするいわゆるながらも時間が減る要因の一つである。これをやったら次はこれをやらないとと考えていると時間に追われてしまう。また作業効率も落ちるため悪循環に陥ってしまう。いかにマルチタスクを減らすかが重要になってくる。

YouTubeでも同じことが言える。動画を見ながら他の動画を探すこともマルチタスクである。目の前のことに集中できていない状態だ。動画を探すことに注意がそれているため、せっかく動画を見ても頭に残らず時間だけ過ぎた感覚が残る。つまりマルチタスクに陥らず、目の前のことに集中できる環境づくりなどが重要である。

時間を増やすには

ここまでは時間を奪っている要因についてみてきた。ここからはさらにどうしたら時間を増やせるのか紹介していく。

無駄な作業はやらない

まずは作業を減らすことである。そもそもその作業は本当にやる意味があるのだろうか。意味のない作業をやっても時間の無駄であるため、思い切ってやめてみよう。やめてみて何も影響がなければ、やらなくて良いということである。また工夫でやらなくてよくなることもある。掃除は物を減らせばやる作業が減る。通勤通学も職場の近くに住めばその時間を減らせる。

それでも減らせないものは他の得意な人に任せよう。自分でやる必要のないものは得意な人に任せることで自分も他人も得である。新しい家電を買うときに自分でリサーチするのではなく、家電好きな人にアドバイスをもらえば自分よりも早く正確な情報をゲットできる。得意なことは負担にならないので快く受け入れてくれることが多い。自分も得意なことで相手に貢献すればお互いの時間を増やすことができる。

予定は詰め込み過ぎない

時間は限りがあるためすべてのことをやるのは不可能である。そのため予定を立てる際には余裕を持たせることが大切である。詰め込み過ぎな予定は結局想定通りに進まず、時間が足りない感覚を強めてしまう。そのため予定を立てるさいは、ある程度の余白を用意しておく。一日のやるべきことを余裕をもって終わらせるととても満足感を得ることができる。またやるべきことが終わっても時間が余っている感覚は時間に対する焦りを軽減してくれる。

何もしない時間を作る

スマホが普及した現代では手軽にコンテンツを楽しめるため、暇な時間が無くなってしまった。暇な時間をたいして興味もないSNSなどで埋めてしまうと、時間のプレッシャーが増してしまう。そこであえて意識的に何もしない時間を作ることが大切だ。15分~30分程度スマホや仕事など一切やらない時間を確保する。

多くの人はこの時間が長く感じるはずだ。現代の人は暇な時間に耐えられなくなっているのだ。暇は時間のプレッシャーから私たちを解放してくれる役割がある。それにもかかわらず暇をスマホなどで埋めてしまう人が大半なのだ。また自分の思考を整理する意味でも、外からの情報がシャットアウトされるこの時間は重要である。

 

今回は時間貧乏からの脱却方法をご紹介した。時間は感覚的なものであるため工夫次第で増やすことも可能である。増えた時間で勉強をしたり、大切な人と過ごしたりすることで皆さんの人生が今よりも豊になるだろう。

習慣化テクニックの秘訣と活用法

「資格取得のために勉強を習慣化したい」、「ダイエットのために運動を継続したい」など良い習慣を手に入れたい人は多いのではないでしょうか。しかし気分にむらがあり「今日はやらなくても明日やればいいか」となってしまうことがあるはずです。もちろんたまにはこのような日があっても良いのですが、やらない日が増えて結局元の状態に戻ってしまうことは避けなくてはいけません。

私もブログを始めたばかりで記事を定期的に書けるようになりたいのですが、なかなか習慣化できず困っています。そこで今回は私が使用している習慣化のテクニックをご紹介します。特にやり始めるまでをいかに早くするかに焦点を当てたものになっています。そのため私のように意思が弱い、始めるまでが遅い、先延ばししてしまう人には参考になると思います。

 

なぜ三日坊主で終わるのか?

ここからはなぜ習慣化できずに三日坊主で終わってしまうのか、いくつかの要素を見ていきます。他の原因も考えられますが、多くの人が陥る可能性が高いものをピックアップしました。また原因は一つとは限らず複数組み合わさることで、より習慣化を妨げているかもしれません。

ゴールが不明確

習慣化を妨げる要因として頻繫に見られるのがゴールや目標が曖昧なことです。目的地が決まっていないのに出発することはできません。目標が不明確だとその過程で何をすればよいかわからなくなってしまいます。例えば「痩せてきれいになりたい」では具体的な数字や期限が設定されておらず目標が曖昧になっています。そのため「3カ月以内に体脂肪を5%落とす」など期限を決めて具体的な数字に落とし込むことで目標がより明確になります。目標が明確になるとおのずと何をどのくらいやればよいのかが見えてくるため行動に移しやすくなります。

また人は楽をしたい生き物なので徐々に目標を楽な方へ変更していってしまいます。その結果なにも成長や成果を感じことができず、やる気だけが浪費されていきます。

達成への不安

目標が大きすぎたり、達成への不安に駆られてしまうと行動を起こせなくなってしまいます。完璧主義な人は特に陥る可能性が高いため注意が必要です。目標達成まですべてが順調に進むことはほぼなく必ず波があります。ダイエットでも一日で1kg落ちる日もあれば、逆に増えてしまうこともあります。努力に対して結果が伴わないときに「どうせやっても無理」とあきらめずに継続することが必要です。

そのため達成できるか不安になった時や自分にはこの目標が難しすぎると感じた時に、やるべき行動を予め決めておくことが大切です。不安や焦りを感じているときには基本的に正常な判断ができないので予め対策しておきましょう。

相反する誘惑

これはダイエットが一番想像しやすいと思います。「痩せたい」けど「甘いものを食べたい」など相反する気持ちがある場合です。気持ちはコントロールすることができないためこのような気持ちがわいてくるのも仕方がありません。人は遠い目標よりも目の前の誘惑に弱い生き物なので、このような状況で遠い未来のための行動をとれる人はごくわずかです。しかし毎回目の前の誘惑に負けていては本当に望んでいる目標が遠のくばかりです。

先延ばしの対策と習慣化

ここからは私が行っている習慣化のテクニックを紹介していきます。私は行動を起こすまでが遅い、いわゆる先延ばし癖があります。明日やればいいが続きなかなか習慣にすることができないため、先延ばし対策を特に意識しています。私はブログを継続して書く習慣を身に着けたいので、ブログを例に説明していきます。他の習慣化にも使えるのでぜひ皆さんの目標に合わせて使ってみてください。

目標と価値の確認

まずは目標となぜそれをやるのか確認していきます。これをすることで途中で目標や頑張る意味を見失わないために行います。目標は具体的な数字で決めるとどのくらい進んでいるのか一目見てわかるため、なるべく数値で表しましょう。

また目標だけでなく価値も一緒に確認するのがオススメです。ここでいう価値とは「その目標がなぜ自分にとって大切なのか」、「目標を達成することでどんなスキルや経験を手に入れられるか」、「周りの人にどんな影響があるか」などを意味します。価値を確認することで目標と自分自身がより密接になるため、行動を起こしやすくなります。私の場合は以下のようになります。

目標:

半年でブログの記事を50本書く

価値:

継続力をつけたい、自分の考えを言葉にする言語化スキルを鍛えたい、自分と同じ悩みを持つ人を減らしたい

この目標と価値は一度決めたら終わりではなく、定期的に見直してアップグレードしていきましょう。

誘惑を避ける

次は誘惑の対策をしていきましょう。誘惑と対峙して打ち勝てるのは相当な意志力の持ち主だけです。普通の人は誘惑に太刀打ちできないので、そもそも誘惑から逃げる選択を選びましょう。誘惑は一回ではなく何回も襲ってくるものなので、毎回戦っていては疲れ切ってしまいます。なるべく戦わないですむ環境づくりが大切です。ダイエットであれば家にお菓子を置かないなどの戦略が考えられます。

私の場合にはブログを書いている最中にスマホの通知が気になってしまうことがよくあります。そのため通知をオフにして見えない場所にスマホを置いてからスタートするようにしています。簡単にできて効果も高いので誘惑対策だけでも行ってみてください。

言い訳の記録と分析

誘惑対策に近いものですが、言い訳記録を付けることも習慣化には効果的です。やることは簡単で、つい言い訳をしてしまったときにその状況を記録するだけです。具体的にはその時間と場所、言い訳の内容を記録していきます。記録はなんでも大丈夫ですが、スマホのカレンダーに一言書くのが楽だと思います。

「今日は朝一で運動する日なのに、着替えるのがめんどくさくて」、「疲れていてブログを書く元気がない」、「昨日たくさん勉強したから今日はいいか」など言い訳を記録していきます。記録を見返すと似たような言い訳や時間帯が見えてきます。

記録と分析がすんだらこの言い訳の対策をしていきましょう。これはできる人だけで大丈夫です。記録を付けるだけでも言い訳のタイミングが認識できるようになるため効果が見込めます。さらに習慣化を加速させたい人は言い訳の対策を考える部分までやってみてください。

他人に宣言する

これは一番効果があり一番ハードルが高いものになります。人は社会的な生き物なので、他の人からどのように見られるかを非常に意識します。そのため他の人に目標を宣言することはとても効果的です。インスタなどのSNSでいつまでに何をするか宣言することで嫌でも行動を起こせます。特に上司や気になる人などの良く見られたい人や舐められたくない人などに目標を宣言するのがオススメです。

また頑張ってる人を見ると応援したくなる人がほとんどなので、助言や協力を得ることもできます。覚悟を決める意味でも他人からの目があることで逃げ道がなくなるので、本当に達成したいことや習慣の場合にはためらわず宣言してみましょう。

 

今回は私が使用している習慣化のためのテクニックをご紹介しました。テクニックは実際に行動に移さないと宝の持ち腐れになってしまうので、知識を得て満足しないように注意してください。私もブログを書くことを習慣にするべく取り組んでいる最中ですので、一緒に頑張っていきましょう!